平均54.3点(前年比;+1.1点)
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大問1(小問集合)
(1)
9+2×(-3)
=9-6
=3
(2)
3x2y×4y2÷6xy
=2xy2
(3)
9/√3-√48
=3√3-4√3
=-√3
(4)
3(3a+b)-2(4a-3b)
=9a+3b-8a+6b
=a+9b
(5)
2x+5y=-2 …①
3x-2y=16 …②
①×3-②×2をすると、19y=-38
y=-2
②に代入、3x+4=16
x=4
x=4、y=-2
(6)
(x-2)2=25
x-2=±5
x=2±5
x=-3、7
(7)
全部でチョコはa個。
配った個数は8b個、余りが5個。
a=8b+5
(8)
全体は6×6=36通り
差が3になる⇒AーB=3、B-A=3どちらでもOK。
(1、4)(2、5)(3、6)とこれらの逆を含めて6通り。
確率は6/36=1/6
(9)
同位角で100°を移す。
∠EBC=(180-100)÷2=40°
錯角で40°を移し、x=180-40=140°
(10)
円の対称の軸→円の中心を通る直線。
適当な円周上の2点の垂直二等分線をひけばいい。
大問2(関数)
(1)
y=1/2x2は下に凸のグラフで、-1≦x≦2は原点を通る。
x=0のとき、最小値y=0
x=2のとき、最大値y=2
0≦y≦2
(2)
y=1/2x2に代入して座標を求める。
A(-4、8)→B(2、2)
右に6、下に6だから、傾きは-6/6=-1
ABの切片は、Bから左に2、上に2移動して2+2=4
△OABの面積は、4×6÷2=12
(3)
Oを通り、△OABを2等分する直線→OとABの中点を通る直線。
中点をMとする。Mのx座標は、(-4+2)÷2=-1
y座標は、(8+2)÷2=5
M(-1、5)→原点O
右に1、下に5、傾きは-5。
y=-5x
大問3(データの活用)
(1)
3/25=12/100=0.12
(2)
25人の中央値は、(25+1)÷2=13番目の値
これは15日以上20日未満の階級に含まれる。
(3)
ア:Q組の15日以上は、8+8+5=21人いる。〇
イ:最頻値(モード)は最もあらわれている値。
P組は15~20日の階級→17.5日、Q組は10~15日→12.5日×
ウ:P組…5/25=1/5、Q組…8/40=1/5〇
エ:最大値はともに25~30日の階級に含まれるが、何人いるか詳細はわからない。×
オ:P組…(3+3)/25=6/25、Q組…(2+5)/40=7/40
分子は1しか違う。分母がそれ以上に小さいP組の方が値は大きい。〇
ア・ウ・オ
大問4(規則)
(1)
【1、3、6、10…】
+2、+3、+4…→6番目は1~6の和。
(1+6)×6÷2=21
(2)
【6、12、18…】
n番目は6n。
(3)
等差数列の和の公式は覚えておく。
n番目のタイルの枚数…1~nまでの和→n(n+1)/2
n番目の周の長さ…6n
n(n+1)/2=6n ←両辺2倍
n(n+1)=12n
n2-11n
=n(n-11)=0
n>0だから、n=11
11番目の周の長さは、6×11=66
ウ…11 エ…66
大問5(空間図形)
(1)
Aから底面に垂線をひき、足をHとする。
BH=3-2=1cm
△ABHで三平方→高さAH=3√11cm
(2)
図の点をC・D・Eとする。
△CAD∽△CBEの相似比は2:3。
CD:DE=2:1だから、CE=3√11×3=9√11cm
体積比は相似比の3乗→上の三角錐:全体の三角錐=23:33=⑧:㉗
下の立体P(円錐台)の体積比は、㉗-⑧=⑲
立体Pの体積は、3×3×π×9√11÷3×⑲/㉗=19√11πcm3
(3)
円錐台の赤い円をコロコロ転がしたら、青い円の円周になる。
赤い円の円周…2×2×π=4πcm
円錐の頂点CがOにあたる。
青い円の半径は△CAD∽△CBEの相似比2:3から、CA=10×2=20cm
青い円の円周…20×2×π=40πcm
円錐台が回転した回数は、40π÷4π=10回
@公式@
円錐の回転数=母線÷半径=30÷3=10回
大問6(数量変化)
(1)
x=5のとき、y=20
20cmはまだ段差の影響を受けていない→比例が使える。
x=1のとき、y=20×1/5=4
(2)
20cmで5分だから、40cmは10分かかる。
次の40cmは底面積が2倍になる→体積2倍→時間は2倍かかるから20分間。
原点から(10、40)、20分後の(30、80)を結ぶ。
高さ80cmから給水口Ⅱが追加されるが、水量はわからない。
表にx=50、y=200とあるので、(50、200)まで線を引く。
(3)
80≦y≦200の直線で、(30、80)→(50、200)
右に20、上に120だから、傾きは120/20=6(1分間に6cm上昇)
(30、80)から20cm上昇して100cmになる。
20÷6=3・1/3分=3分20秒
30分から3分20秒後の33分20秒後。
(4)
満水から水を排出する。
段差が厄介。まずは段差のないHまで水面が下がる時間を求める。
2段目の段差を1段目に移すと、ちょうど水槽の下40cmが埋まる。
ということは、水の容積は水槽の高さ160cm分に相当し、これが60分で排出する。
Hまで水面が下がる時間は、60×120/160=45分
Hから残り3分間、水を減らす。
45分で120cmの減少。
さらに底面積が2/3倍に減るで、水面の高さの減少スピードは逆比で3/2倍に上がる。
残り3分で水面の高さは、120×3/45×3/2=12cm減る。
HC=80cmだから、水面の高さは80-12=68cm
大問7(平面図形)
(1)
△ACE≡△BCFの証明。
仮定より、AC=BC
半円の弧に対する円周角で、∠ACE=∠BCF=90°
弧CDに対する円周角で、∠CAE=∠CBF(●)
1辺と両端角が等しいから△ACE≡△BCF
(2)
角度の情報が与えられたので角度を調査する。
∠ACB=90°、AC=BCより、△ABCは直角二等辺三角形。
∠EAB=45-15=30°、∠EBA=45°
30°も45°も有名三角形の内角。
EからABに垂線、足をHとする。
△AHEの辺の比は1:2:√3、△BHEは1:1:√2。
△ACEと△BDEは対頂角+円周角で2角相等の∽。
相似比は対応する辺の比から、AE:BE=2:√2
面積比は相似比の2乗、△ACE:△BDE=22:(√2)2=2:1
(3)
Cは弧ABの真ん中。
半径3cmの4分の1円から直角二等辺OBCをひくと、
3×3×π×1/4-3×3÷2=9/4π-9/2cm2
これから△BDEをひけばいい。 Eに関する比が欲しい。
△ABF=△ABE×2ということは、△ABE=四角形AEBF
(1)△ACE≡△BCFだったので、それぞれの面積を★とすると、△ABE=★★
△ACE:△AEB=CE:EB=①:②
AC=BC=③
△ACEで三平方→AE=〇√10
△ACE:△BDE=(√10)2:22=⑤:②
方針;【△ABC→△ACE→△BDE】
6×3÷2×①/③×②/⑤=6/5cm2
したがって、求積すべき図形の面積は、
(9/4π-9/2)-6/5=9/4π-57/10cm2
大問1
(6)展開しないで解きたい。
(8)A>B、A<Bの2パターンある。
(9)等角●の大きさを優先的に調べる。
(10)もう1つの垂直二等分線を描けば、円の中心点がわかる。
大問2・3
オーソドックスな問題であった。
後半の大問が難しいので、ここは積み上げておきたい。
大問4
(3)等差数列の和の公式は高校受験では原則扱わないようだが、
原理は小学生でもわかるので知っておいた方がいい。
大問5
(3)図2の外側の円でもできる。
大問6
正答率は低そう。
(1)図2と表を照らし合わせて、0~5分後までは比例が使えると判断する。
(2)転換点はy=40と80、底面積2倍で水面上昇のスピードは半分に落ちる。
y≦80の給水口Ⅱも厄介。ⅠとⅡが同じ水量とは限らない。表に戻る。
(4)
やり方次第で解答時間が変わりやすい。
まずはy=80まで水面が減る時間を求める。水を変形すると求めやすい。
底面積の比と水面の変化速度が逆比。
大問7
(2)30°と45°から有名三角形を使って対応する辺の比を求める。
(3)面白い問題だったが、6で時間を費やし過ぎると間に合わない。
面積の条件をどう使うか。△ABEと四角形AEBFが等積。
これに(1)の合同を使うとCE:EBがわかる。面積比の処理もテクがいる。
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