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2024年度 三重県公立高校入試問題・後期過去問【数学】解説

問題はコチラ→PDFファイル

大問1(小問集合)

(1)
7×(-6)
=-42

(2)
3/2x-2/3x
5/6x

(3)
(-21x2y)÷3xy
-7x

(4)
4x-5y=7 …①
2x+3y=-2 …②
①-②×2をすると、-11y=11
y=-1
②に代入、x=1/2
x=1/2、y=-1

(5)
2+5x-36
=(x+9)(x-4)

(6)
2x2+5x-1=0
解の公式を適用して、x=(-5±√33)/4

(7)
120を素因数分解すると、120=23×3×5
各素因数が偶数個になれば平方数になる
n=2×3×5=30
*120×30=24×32×52=(22×3×5)2=602

(8)
x=2のとき、y=10
x=4のとき、y=5
5≦y≦10

(9)

四分位範囲=第3四分位数(Q3)-第1四分位数(Q1)
=22-14=8点

(10)
多角形の外角の和は360°
正十角形の1つの外角は、360÷10=36°
1つの内角は、180-36=144°

@別解@
n角形の内角の和は180(n-2)
正十角形の内角の和÷10
=180×(10-2)÷10=144°

(11)
側面の扇形の中心角は〔×半径/母線〕で出る。
360×5/8=225°

(12)

①『点Aを接点とする接線上にある』
→半径と接線は直交する→半直線OAをひき、Aを通る垂線をひく。
②『OP=BP』→PはOとBから等距離にある→OBの垂直二等分線。
③これらの交点がP。

大問2(データの活用)

(1)
累積度数…その階級までの度数の和。
3+4+3=10人

(2)

階級の幅が異なる2つのグラフから9回だけを抜き出す。
前問を手がかりにすると見つけやすい。
(0回以上10回未満)-(0回以上9回未満)=9回
12-10=2人


大問3(確率)

(1)
玉が少ないよしこが勝つ場合を調べる。
●1→勝てない。
●3→3未満の2
●6→6未満の2・4・5
●8→8未満の2・4・5・7
計8通り。
全体は5×4=20通りなので、かずきが勝つ場合は20-8=12通り
確率は12/20=3/5

(2)
よしこの勝ちが8通り、かずきの勝ちが12通りであった。
それぞれが10通りずつになれば、勝率が等しくなる

よしこの勝ちを+2にする→なるべく大きい数をもらう
9をもらうと+4になってしまう。×
7をもらうと2・4・5で勝って9で負ける→+3-1=+2
したがって、7。

大問4(方程式)

(1)
〈けいた〉
一次方程式。A組の生徒をx人とする。
りんごは3個ずつ配って7個余る→3x+7個
みかんは5個ずつ配って3個不足→5x-3個
りんごとみかんの合計が140個だから、
(3x+7)+(5x-3)=140

〈のぞみ〉
連立方程式。りんごをx個、みかんをy個とする。
合計で等式、x+y=140
もう1つは生徒の人数で等式を立てる。
配るべきりんごの合計はx-7個。
1人に3個ずつ配るので、人数は(x-7)/3人。
配るべきみかんの合計はy+3個。
1人に5個ずる配るので、(y+3)/5人。
(x-7)/3=(y+3)/5
①…3x+7、②…5x-3、③…(x-7)/3、④…(y+3)/5

(2)
けいたがわかりやすいかな?
(3x+7)+(5x-3)=140
8x=136
x=17(A組の人数)
りんご…3x+7=58個
みかん…5x-3=82個
A組の生徒…17人、りんご…58個、みかん…82個

大問5(関数)

(1)
y=1/3x2にx=-6を代入する。
y=1/3×(-6)2=12
A(-6、12)

(2)

A(-6、12)→B(3、3)
右に9、下に9だから、傾きは-9/9=-1
Bから左に3、上に3移動して、切片は3+3=6
9×6÷2=27cm2

(3)
AP+BPが最小となる。
x軸についてBを対称移動させたB’(3、-3)とAを結び、x軸との交点がPとなる。
(線対称からPB’=PB)
x軸上でPはOの右側にある→Pの方が底辺ABに近い=高さが短い→△OAB>△PAB

(4)

ABの切片をCとする。
COで△OABを分けると、AC:CB=△OAC:△OBC=②:①

△OAB=③だから、左右で〇1.5ずつに分ければいい
△OAC(②)を〇1.5:〇0.5=3:1に分ける。

三角形の面積比が3:4→相似比は√3:2
Aからy軸までの距離を2とすると、2等分線までの距離は√3
2等分線までの距離は、6×√3/2=3√3
Aのx座標が-6だから、Qのx座標は-6+3√3。


大問6(平面図形)

(1)
△ABF∽△ADGの証明。

共通角より、∠BAF=∠DAG
仮定より、∠ACE=∠BCE(
これを弧AEに対する円周角とDA//BCの錯角で移動させて、
∠ABF=∠ADG
2角が等しいから∽

(2)①

前問の等角に注目すると、△ADCは2つの底角が等しい二等辺三角形
AD=7cm
△ADG∽△BCGよりAG:GB=⑦:⑤だから、
AG=6×⑦/⑫=7/2cm


AGから新たに長さがわかる線分はどこか。

(1)△ABF∽△ADGより、AB:AF=AD:AG=7:7/2=2:1
AF=6÷2=3cm

DF=7-3=4cm
△DEF∽△CEBより、DE:EC=
前問より、DG:GC=
連比。だから赤を3倍、青を4倍して比を合成する。

DE:EG:GC=16:5:15

大問7(空間図形)

(1)
△EAMは正三角形の半分→辺の比は1:2:√3
AM=2cm、EM=2√3cmだから、面積は2×2√3÷2=2√3cm2

(2)

PとQは高さが共通なので、面積比が体積比に値する
MとNは中点→△AMN:△ABD=①:④、△CBD=△ABD=④
体積比は、P:Q=正方形ABCD:△AMN=8:1

(3)

ACとBDの交点をOとする。
△ABCは直角二等辺→辺の比は1:1:√2だからAC=4√2cm
△ABOと△AEOは斜辺が
4cmである合同の直角二等辺
→EO=AO=4√2÷2=2√2cm(正四角錘の高さ)

【方針;Pの体積→Qの体積→底面△EAMで割って高さを求める】
(2)よりP:Q=8:1だから、Qの体積は4×4×2√2÷3÷8=4√2/3cm3
(1)より△EAM=2√3cm2だから、高さは4√2/3×3÷2√3=2√6/3cm
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