平均55.3点(前年比;+3.2点)
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*必ずしも逐語訳ではありません。
大問1(リスニング)
(ア)放送の1回目は2秒、2回目は4秒の解答時間。
No.1 2 69.6%
ジュディー:ケン、夏休みは何したの?
ケン:オーストラリアにいる友達のトムのところに行ったよ。
彼は去年、僕の家にいたんだ。また会えて良かった。
ジュディ-:良いわね!誰かと行ったの?
1:うん、彼は一人で行ったよ。
2:うん、家族と行ったよ。
3:いや、姉と僕で行ったよ。
4:いや、彼はオーストラリアにいたよ。
*一人で行ったならNo、誰かと行ったならYes。
No.2 4 72.4%
ジュディー:昨日、ケンが出たサッカーの試合を観たわ。あなた、サッカーがとても上手ね。
ケン:ありがとう!全部の試合に勝ちたいから、一生懸命練習してるんだ。
ジュディ-:そうなのね。いつもは1日にどれくらい練習しているの?
1:10年間、サッカーの練習をしているよ。
2:部員たちと一生懸命練習したよ。
3:1週間に5日、サッカーの練習をしてるよ。
4:1日に2時間、練習してるよ。
*『How long~?』=どれくらい~(期間や長さを尋ねる)
習慣の時制は現在形。『in a day』=1日に
No.3 3 75.2%
ジュディー:ケン、先週の京都への修学旅行は楽しかったわね!あなたのグループは何をしたの?
ケン:僕のグループは博物館とお寺に行って、素敵なレストランで昼食をとったよ。
ジュディ-:良いわね!あなたのお気に入りの場所はどれだったの?
1:友達と京都に行ったときはワクワクしたよ。
2:グループのみんなと博物館にいく予定だよ。
3:お寺が一番良かったかな。綺麗な庭があったから。
4:僕のお気に入りのレストランは京都にはないよ。
*博物館、寺、レストランのうち、どこが最もお気に入り(=好き)だったか。
『school trip』=遠足、修学旅行
(イ)1回目は4秒、2回目は5秒の解答時間。
No.1 3 61.7%
マイク:アキコ、僕は日本料理の作り方を学びたいんだ。
アキコ:私の家族は料理が好きだし、今週の日曜にうちに来て一緒に料理しない?
マイク:うん。とても良いね!何時に君の家に行くのがいい?
アキコ:えっと、いつも6時に夕食を食べるの。夕食の2時間前に作り始めたいな。
そのときに来てくれる?
マイク:うん、いいよ。
アキコ:一緒に夕飯を楽しめたらいいな。
質問―マイクについて言えることは?
1:彼は今週の日曜日の午後6時にアキコの家に着く。
2:彼は今週の日曜日、自分の家族と日本食をつくる。
3:彼は今週の日曜日の午後4時にアキコの家族と料理を始める。
4:彼は今週の日曜日の午前中にアキコの家を訪れる。
*『arrive at~』=~に到着する
『two hours before dinner』=ディナーの2時間前
beforeの前に時間をつけると、「~の~前」という意味になる。
e.g.)two hours before I go to bed=寝る2時間前
No.2 1 75.5%
マイク:アキコはギターを弾くの?
アキコ:ええ。5歳のときにギターを弾き始めたわ。
マイク:まじ?そんなに幼いときにギターを弾き始めたとは!なんで始めたの?
アキコ:母がギターのコンサートに連れて行ってくれて好きになったんだ。
コンサートのあと、母がギターを買ってくれて、それで弾き始めたの。
マイク:すばらしい!僕もギターを弾けたらなぁ。教えてくれる?
アキコ:ええ、いいわよ。今日、始めましょう!
質問―アキコについて言えることは?
1:彼女は5歳からギターを弾き続けている。
2:彼女は母と一緒にマイクをギターのコンサートに連れていった。
3:彼女は5年間、ギターの弾き方をマイクに教えている。
4:彼女はコンサートでマイクとギターを弾いた。
*『when I was five years old』という過去の時点でギターを弾き始めた。
→5歳から現在にいたるまで継続してギターを弾き続けている(現在完了進行形)。
『take 人 to~』=人を~に連れて行く
(ウ)解答時間は20秒。
やぁ、僕はケイタです。先週、起きたことについて話します。僕はテニスをするのが好きで、週末の雨が降らない日にいつも学校でテニスの練習をしています。しかし、先週は雨だったので、テニスができませんでした。そこで、土曜は家で本を読みました。日曜は家族に昼食をつくったら、とても喜んでくれました。修学旅行の沖縄で食べた料理です。最初はテニスができなくて残念でしたが、今では読書や料理が好きなことに気がつきました。雨の日がいつもやらないことをするきっかけを私にくれたのです。ですから、みなさん、好ましくないことが起きても悲しむ必要はありません。それはみなさんが新しい何かを見つける好機になるでしょう。ありがとう。
<ワークシート>
●ケイタはいつも雨が降らない週末に( ① )。
●先週の土曜日、彼は( ② )。
●先週の日曜日、彼の家族は( ③ )。
問題:クラスの生徒たちに対するケイタのメッセージは何か?( ④ )
No.1 5 68.0%
*①ケイタは雨が降らない週末にテニスをしている。
②先週の土曜は家で読書をした。
③先週の日曜は家族に昼食をつくった→家族は彼がつくった昼食を食べた。
No.2 2 66.4%
1:テニスがうまくなりたいのなら、他人よりも一生懸命に練習すべきだ。
2:やりたいことができないときは、違うことをやってみるべきだ。
3:週末に雨が降ったら、家の中で読書をすべきだ。
4:週末に雨が降ったら、家族に昼食をつくるべきだ。
*ケイタが伝えたかったこと。
雨が降ってテニスの練習ができなかったことで最初は落ち込んだが、
普段やらない読書や料理をしたら、これらが好きだとわかった。
『It will be a chance for you to find something new.』=新しいことを探すきっかけになる。
大問2(単語)
〔形式が変わっている〕
(ア)3 88.3%
テーブルがとても( )で運べないよ。手伝ってくれる?
1:bright=明るい 2:deep=深い 3:heavy=重い 4:glad=嬉しい
*テーブルがどうだから運べないのか。
対義語も覚えておこう。bright←→dark(暗い)、deep←→shallow(浅い)
heavy←→light(軽い)、glad←→sad(悲しい)
(イ)4 87.7%
釣りにいくつもりだから、明日の天気は晴れだといいな。
1:company=会社、仲間、つき合い 2:festival=祭り 3:health=健康 4:weather=天気
*形式主語のitでも良い。
(ウ)3 70.5%
友達を紹介させてください。彼の名前は太郎。カモメ中の生徒です。バスケをするのが好きです。
1:communicate=伝える 2:improve=改善する、上達する
3:introduce=紹介する 4:respect=尊敬する(名詞では敬意、点)
*友達の太郎を紹介している。
『Let me(動詞の原型)』=私に~をさせて。letは使役動詞。
e.g.)『Let me know~』=私に~を知らせて=私に~を教えて
『introduce oneself to~』=~に自己紹介をする
大問3(文法1)
(ア)1 36.7%
A:トムは日本語が上手ね。
B:子供のときに3年間、家族と日本に住んでたんだ。
*for three yearsに引っ張られて現在完了を選ばないこと!
現在完了は過去の時点から現在にいたるまでをカバーする。
本問は『when I was a child』のときの3年間で、現在、トムは日本に住んでいない。
時制は過去。
(イ)3 75.8%
A:リンゴジュースとオレンジジュース、どっちが飲みたい?
B:うーん、選ぶのが難しいな。僕は両方のジュースが好きだからね。
*『both A and B』=AとBの両方
『between A and B』=AとBの間
(ウ)2 73.4%
A:私は医者になって多くの人々を助けたい。あなたは?
B:将来、何がしたいか決まってないよ。
*関係代名詞のwhat。~するもの・こと。
(エ)4 78.5%
A:なんで英語の授業が好きなの?
B:英語で友達と話すことで、多くのことを学べるからだよ。
*『by+動名詞』で手段・方法をあらわす。
『talk with 人』=(人)と話す
大問4(文法2)
(ア)3・6 31.5%!
A:今週の日曜にサッカーの試合を観にいくよ。何か持っていくものはある?
B:暑くなるから飲み物はいるね。
*Is( there anything I should bring)?
先行詞はanything、目的格の関係代名詞that(which)が省略されている。
e.g.) Is there anything I can do for you?=私に何かできることはありますか?
Is there anything else?=他に何かありますか?
『something to drink』=飲み物、『something to eat』=食べ物
(イ)3・4 59.2%
A:いつ家に帰るのか私に教えてください。
B:わかりました。午後7時には家にいます。
*Please tell( me when you will come )back home.
時や条件を表す副詞節では現在形をとるが、
本問のwhen節はtellの目的語となる名詞節なので未来形。
『come back home』=家に帰る
goは”離れる”、comeは”近づく”。
現在いるhomeに戻ってくる=homeに近づくのでcome back home。
家以外の場所から家に帰るときはgo homeを用いる。
(ウ)1・3 54.0%
A:エリ、ビンにミルクは残ってるかい?
B:いえ、私が全部飲んだわ。
*Eri,( do we have any milk )left in the bottle?
ボトルとミルクが見える。
Bの答えが「全部飲んだ」なので、ビンにミルクは残っているか?となる。
leaveを過去分詞にしてmilkを修飾。直訳すると、ビンに残されたミルクはあるか?
(エ)6・5 33.0%!
A:わからないことがあったら気兼ねなく質問してね。
B:ありがとう。
*Don’t( be afraid of asking questions )if you have something you don’t understand.
『be afraid of~』=~を恐れない。うしろに名詞・動名詞がつづく。
大問5(英作文)
【A】
ある日、ケイコは1人でABC公園に行こうとした。彼女は駅で男性に聞いた。「バスターミナルはどこですか?」男性は答えた。「駅の西口のそばです」
【B】
彼女がバスターミナルに着くと、3台のバスがあった。赤いバス、青いバス、黄色いバスだ。ケイコはそこで女性に尋ねた。「ABC公園に行きたいのですが、公園( )?」
【C】
「はい。青いバスです。ここから5つ目の駅がABC公園です。良い1日を」と女性が答えた。「どうもありがとうございます」とケイコは言った。
解答例:( Do you know which the bus goes to )the park? 42.2%
「どのバスが公園に行くかご存知ですか?」
*3台のバスのうち、どれが公園行きかを尋ねる。
指定ワードを使えば自ずと文は決まる。
Do you knowのあとにwhichを使った名詞節(間接疑問文)を連ねる。
『bound for~』=~行き
The train bound for Ueno is over there.=上野行きの電車はあちらです。
大問6(長文読解)
こんにちは、僕はカイトです。今日はAI機器について話します。私たちはロボットやドローン、スマホといった多くの種類のAI機器を使っています。AIは大量の情報を収集・記憶し、それを使って人から与えられた仕事をこなします。AIによって私たちの生活は向上すると思います。まだAIができない仕事はたくさんありますが、なかには生活をより豊かにする仕事ができるAIもあります。私のスピーチを通じてAIを詳しく知り、将来、AIとともに生きる方法を考えて欲しいと思います。
今年の夏のイベントに参加するまで、私はAIについて全く知りませんでした。カモメ市が開催したイベントです。そのイベントでいろんな種類のAIを学び、医者のように動くロボットを見ました。一人の女性がロボットに体の悩みを抱えていると話したら、ロボットが彼女にいくつかの質問をして、体調を良くする提案をしたのです。カモメ市役所の職員が私に言いました。「このロボットは医者のような動きができるけれど、①できないこともあるんだ。医者の代わりにはならないよ。だけど、将来、病院で働くロボットはもっと増えるね」このイベントで、私は人を助けるAIを作る方法を考え始めました。
イベントに行ったあと、AIについて詳しく学び始めました。AIには多様な使い道があることを知りました。たとえば、AIは農家を助けます。このグラフを見てください。日本における2010年、2015年、2020年の農家の数と年齢の変化を示したものです。農家の数は減少し、60歳以上の農家の割合が増えています。昨今、AIは農家にとって大きな助けになると考えられています。
私はAIが実際、どのように農家を助けるのかを学ぶために別のイベントに行きました。そこで見た1つのロボットはトマトの収穫の手伝いをしていました。そのロボットはカメラを搭載して、トマトの情報をたくさん収集します。熟れたトマトの形や色を記憶して、トマトを収穫する時期を決めます。トマトを獲ろうとするときは、腕でトマトをつかみます。農家はロボットが収穫したトマトをお店に配送します。このイベントで、トマトを収穫するロボットを使っている農家と話しました。私は彼に聞きました。「ロボットと働くことについてどう思いますか?」彼は言いました。「ロボットと人間が同じ仕事のすべてをできるとは思わないよ。だけど、②人間がする仕事の一部はロボットもできるよ。今日、ロボットはとても重要になっています。農家の仕事はきつくて、豊富な経験が求められるから、農家を志望する若者の数が減っているんだ。農家の代わりにロボットがきつい仕事をできたら、ロボットによって農家の生活は改善されるだろう。農家になりたい若い人たちが増えるのを願っているよ」
AIは様々な方法で私たちの生活の中に使われています。私たちがAIなしに現代社会を生きることは難しいと知りました。ですが、AIは完璧ではないと心に留めておく必要があります。AIは集めたすべての情報を記憶することはできますが、③人がAIにその使い方を教えなくてはなりません。ですから、私たちはAIを効果的に使う方法を絶えず考えなくてはなりません。より多くのAI機器が人々を助けるために使われることを願います。医療ロボットやトマトの収穫ロボットのようなAI機器は私たちの生活を向上させるでしょう。だから、将来の生活をより良いものにするために、私は人と十分に働くことのできるAIを作りたいです。それが私の夢です。ご清聴ありがとうございました。
(ア)4 48.3%
*後ろの文を読む。
the number of farmers(農家の数)→smaller→1か4
the percentage of the farmers who were 60 years old and older than 60 years old
(60歳と60歳超えの農家の割合=60歳以上の農家の割合)→larger→4
(イ)2 38.2%
*①AIのイベントで、カモメ市役所の職員のセリフ。
「このロボットは医者のような働きをするが、( ① )。医者の代わりにはなれない」
A:there are things it cannot do.→このロボット(it)ができないこともある。
『though』=~だけれども
②別のイベントで農業用ロボットを使う農家のコメント。
「ロボットと人間が同じ仕事のすべてをできるとは思わない。だけど( ② )」
C:robots can do some work humans do.→人がする仕事のいくつかはロボットはできる
all of the same work(同じ仕事の全て)はできないけど、some work(一部の仕事)はある。
③カイトのスピーチのまとめ部分。
「しかし、我々はAIが完璧ではないと覚えておく必要がある。AIは集めた情報のすべてを記憶できるが、( ③ )。だから、AIを効果的に使う方法を絶えず考えねばならない」
B:humans have to teach the devices how to use it→人が情報の使い方を機器に教えなくてはならない
AIは自分で情報を集めて記憶するが、その使い方に関しては人がAIに教える必要がある。
だから、人はAIを効率良く使う方法を考えなくてはならない。
information(情報)は代表的な不可算名詞。
(ウ)2 37.9%
*a:カイトは聴衆に、スピーチでAI機器と共にある未来を考えてもらいたい。〇
→第1段落の最後。「Through my speech, I want you to learn more about AI devices
and to imagine how we can live with them in the future.」
将来、AIと生きる方法を想像する≒AIのある未来を考える
『want 人 to~』=人に~をしてほしい
b:カイトは参加したイベントで、医者のロボットが女性に提案できなかったことを知った。×
→that節は〔give+O+O〕の第4文型。
c:カイトは参加したイベントで、日本の農家はAI機器を使いたくないと知った。×
d:トマトの収穫ロボットはトマトを店に配達するといった多くの仕事をこなす。×
→「Farmers send the tomatoes (that the robot has picked) to the stores」
収穫はロボット、配送は農家がやる。『such as~』=~のような、などの
e:農家がするキツイ仕事をロボットがこなすことで、農家の生活をより良くする。〇
f:カイトの夢は、人に変わることのできるAI機器を作ることだ。×
→最後から2文目。「I want to make AI devices that can work well with humans」
人にとって代わるAIではなく、人と共に働くAIを作りたい。
大問7(資料問題)
(ア)4 68.4%
ベッキーはオーストラリアの高校生。彼女はカモメ市にあるミキの家に泊まる予定だ。
ミキとベッキーはスマホでお互いにメッセージを送信している。
ミキ:日本であなたに会えるなんてワクワクするわ。天ぷらを食べたいって言ってたわね。
カモメ市にある天ぷら屋のリストを送ったよ。土曜か日曜に一緒に行きましょう。
ベッキー:もちろんよ。日曜のランチはどう?
ミキ:OK。お店を選びましょう!
ベッキー:ランチが最も安いところに行きたいわ。ランチが安ければ他のことにお金を使えるし。
日本でいろんなことをやりたいの。
ミキ:OK。表を見て。ランチタイムの割引が使えるよ。どんな天ぷらを食べたいの?
ベッキー:野菜の天ぷらが食べたい。地域の野菜を使ったお店に行きたいな。
ミキ:わかった。( )に行きましょう。
ベッキー:了解。食べたら、カモメ市を案内してね。
*日曜に行くのでWakabaは除外。
割引がきくのはKaedeかKomachiで、いずれも支払料金は同じになる。
local vegetablesを使うのはKomachi。
(イ)4 50.9%
ダイスケは高校生。彼は学校でグリーン先生と話している。
グリーン:やぁ、ダイスケ。何してるの?
ダイスケ:このポスターを見てました。スピーチコンテストに参加するんです。
グリーン:素晴らしい!締め切りまで1週間あるよ。1回戦に参加するのに必要なものは送ったかい?
ダイスケ:まだです。応募用紙だけもらい、スピーチのテーマを決めました。
グリーン:おぉ、何を話すんだい?
ダイスケ:日本文化についてです。すでに日本文化に関する面白い本をいくつか見つけて読みました。
次にスピーチの概要を書きます。
グリーン:まずは原稿を書いた方がいいよ。原稿があったら、概要は早く書けるからね。
ダイスケ:わかりました。そうします。その後、スピーチ中のジェスチャーの仕方を練習します。
上手なジェスチャーは英語のスピーチにおいて重要だと思うんです。
グリーン:僕もそれは大事だと思うよ。だけど、うまくしゃべることの方が重要だよ。
だから、声を録音する前に英語を話す練習をするべきさ。
2回戦に向けて録音を送ったあとに、ジェスチャーの練習をしよう。
ダイスケ:ありがとうございます。スピーチコンテストのためにやるべきことをリストにまとめます。
グリーン:良いね!頑張って!
ア:英語を話す練習、イ:概要を書く、ウ:ジェスチャーの練習
エ:録音を作成する、オ:原稿を書く
*リストの締切日より、9月12日までの①②に概要か原稿、
9月26日までの③④のどちらかに録音が入ると予測する。
グリーン先生のセリフに注目する。
「I think you should write your script first.」→まずは原稿を書くべき。
次の文で”原稿が終われば素早く概要を書ける”とあるので、原稿→概要の順。
次のグリーンのセリフ。「practice speaking English」は「before the voice recording」、
「practice gesturing」は「after sending the voice recording.」
『practice speaking English』→『the voive recording』→『practice gesturing』の順。
ジェスチャーは本戦のみだが、英語の発音は2回戦の録音から求められるので先にすべき。
大問8(対話文)
アユミとマサオはカモメ高校の生徒。6月のある日、彼らは放課後にクラスで話している。
そして、英語教師のホワイトが話しかける。
ホワイト:やぁ、アユミ、マサオ。何してるの?
アユミ:9月の文化祭について話してるんです。マサオと私は料理部に所属していて、
私たちのクラブでは日本の米の将来について何かしようと思っているのです。
ホワイト:コメ?面白いね。どうしてそんなにお米に興味があるの?
マサオ:もっとお米を食べるべきだと思うからです。僕の祖父は東北で米をつくっていて、
毎年、僕の家族においしい米を送ってくれるんです。お米を堪能していると家族が言うと、
祖父はいつも喜ぶのですが、日本の米の将来を不安に思っているのです。
ホワイト:おぉ…なぜおじいちゃんは不安なんだい?
マサオ:「食生活の変化で日本の米の消費量がかなり減っている」と言ってました。
ホワイト:え。本当に?
マサオ:はい。それを聞いて、ネットで①このグラフを見つけました。
これは日本における1962年から2020年までの1人あたりの年間米消費量を表したものです。
1962年では1人あたり118.3kg食べていましたが、2000年では同年の量のおよそ55%です。
2020年は2000年よりも米を食べる量が減りました。
アユミ:マサオにこのグラフを見せられてから、私も興味を持ちました。
だから、文化祭で日本の米の将来について何かしようと決めました。
みんなにはもっと日本の米に関心を持ってもらいたかったのです。
ホワイト:それで、どんな考えなんだい?
マサオ:先月、米を育てるボランティア活動に参加しました。
その活動は5月に始まり、8月に終わります。米の栽培方法を学んでいます。
文化祭では、このグラフとボランティア活動で撮った写真を使って、
日本の米についてプレゼン(発表)をしたいです。
ホワイト:素晴らしい!
アユミ:先生、②この2つのグラフをみて下さい。学校の生徒が好きな食べ物は何かを知るために、
私は40人の生徒に「パンと麺、米のうち、どれが一番好き?」と聞きました。
その中でパンが最も人気があり、80%超が米よりパンか麺が好きでした。
パンと麺は小麦粉から作られます。
そこで、小麦粉の代わりに米粉を使って何か作ることを考え始めました。
マサオ:先生、もう1つのグラフを見てください。40人の生徒に「朝食に何を食べる?」と聞きました。
過半数は朝食にパンを食べます。そんな訳で僕たちの部では米粉のパンを作ることにしました。
米粉のパンを食べれば、日本の米の消費量は増えると思います。
アユミ:文化祭で私たち料理部はマサオのプレゼンで日本の米について話し、米粉のパンを売ります。
みんなが日本の米に関心を寄せて、私たちの米粉のパンを好きになってくれたらいいな。
ホワイト:素晴らしい考えだと思うよ。マサオのプレゼンと君たちの米粉のパンが待ち遠しいよ。
9月某日、文化祭のあと、アユミとマサオが放課後に教室で話している。ホワイトが話しかける。
ホワイト:やぁアユミ、マサオ。米粉のパン、素晴らしかったよ。みんなマサオのプレゼンを楽しんでた。
マサオ:ありがとうございます。文化祭のあとにネットで米と小麦について詳しく学びました。
日本は消費する小麦の約90%を輸入しています。
もし、外国から十分な小麦が来なかったらどうなるでしょう?
ホワイト:パンや麺、小麦で作られる他の食べ物も価格が高騰するんじゃないかな。
アユミ:ですが、日本人は〔小麦粉で作られた食べ物を食べるのを止め〕られるとは思えません。
なぜなら、日本人の食生活が大きく変化し、多くの人がそれを食べているからです。
ホワイト:君の言うとおりかもしれないね。米はどうだい?
マサオ:私たちはたくさんの米を日本で育て、もっと米を食べるべきです。
米の消費を増やす方法を考えましょう。
アユミ:そうしましょう!米粉を使うために新しいレシピを考案しますよ。
ホワイト:今度、君たちの部員が料理をしたら僕に教えてね!
アユミ:もちろんです。
(ア)5 45.2%
*ア群:1人あたりの年間コメ消費量
1962年は118.3kg。2000年はその約55%。2020年はさらに減る。
118.3×55%≒65→B
(試験では概算で対処する。118.3≒120、55%≒50%強、120×50%強=60kg強)
イ群:a―パン、麺、米のうち、一番好きなのは?
パンが最も人気→YかZ
40人のうち80%超が米よりパンか麺が好き→米は40×20%弱=8人弱
いずれのグラフもriceは8人未満。
b―朝食に何を食べる?
過半数が朝食にパンを食べる→21人以上がパン→Y
(イ)1 44.5%
1:小麦粉から作られる食べ物を食べるのを止める
2:小麦粉から作られる食べ物を食べ続ける
3:小麦の消費量が増える
4:より米を食べて、米粉を使うのを止める
*流れを整理すると、
・日本の小麦は海外からの輸入に依存している。
・もし、外国から小麦が来ないと小麦製品の値段は高くなる。
・しかし、日本人は〔 〕できるとは思わない≒日本人は〔 〕できないと思う。
・なぜなら、食生活の変化で多くの日本人が小麦製品を食べているから。
『日本人は小麦を使った食べ物を食べることを止められない』
(ウ)5 38.3%
a:マサオの祖父は、いつも文化祭のためにカモメ高校へ自分の米を送る。×
b:人々の食生活の変化が日本の米の消費量を増やしたとマサオは考えている。×
c:マサオはボランティアでの経験を活かして、日本の米に関するプレゼンをすると決めた。〇
d:パンが生徒に人気の食べ物なので、アユミは小麦粉を使ってパンを作った。×
e:もっと米粉のパンを食べることが、日本の米の消費量を増やす良い方法だとマサオは考えている。〇
f:米は人気がないため、アユミとマサオは小麦粉を使った新しいレシピを考案したい。×
@2023年度・神奈川解説@
数学…平均53.0点 数学(追検査) 社会…平均54.8点 理科…平均51.0点
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