平均12.1点(前年比;+2.4点)
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Aグループの解説はコチラ。
出題範囲の削減はないが、基礎的・基本的な事項をより重視して出題。
大問1(小問集合)
(1)
3-7×(5-8)
=3-7×(-3)
=3+21
=24
(2)
27x2y÷(-9xy)×(-3x)
=9x2
(3)
√48-3√6÷√2
=4√3-3√3
=√3
(4)
(x+1)(x-8)+5x
=x2-7x-8+5x
=x2-2x-8
=(x-4)(x+2)
(5)
(x+2)2=7
x+2=±√7
x=-2±√7
(6)
配ったアメ…10b個、余ったアメ…c個
a=10b+c
(7)
ア:(53+45+51+57+49+42+50+45)÷8 ←順番を入れ替えて足し算
=(50+90+100+110+42)÷8=392÷8=49回〇
仮の平均でもOK。49を仮の平均にすると、
+4-4+2+8+0-7+1-4=0
→平均は49回。
イ:8人の中央値(メジアン)は4番目と5番目の平均で49.5回。×
ウ:最頻値(モード)は45回。×
エ:範囲(レンジ)=最大値-最小値=57-42=15回〇
ア・エ
(8)
小×2≦大
(小、大)
(1、2~6)→5通り
(2、4~6)→3通り
(3、6)→1通り
計9通り、確率は9/36=1/4
(9)
一次関数y=6x+5の変化の割合は傾き6で一定。
y=ax2において、xの値がp→qまで増加するときの変化の割合はa(p+q)
a(1+4)=6
a=6/5
(10)
対応する辺がごちゃごちゃになったら、三角形を描いてみよう。
AB:AC=AC:AD
AD=5×5/6=25/6cm
大問2(小問集合2)
(1)
反比例の比例定数aは積xyで一定である。
△AOCと△BODに注目すると、底辺がx座標で高さがy座標にあたり、
底辺×高さ÷2の値(面積)が等しい。
面積が等しい△AOCと△BODから共通部分である△EOCを除くと、
残りの△AOEと四角形ECDBの面積が等しいことになる。
四角形ECDBを△AOEに移す。
つまるところ、△AOE:△AOBの面積比を求めればいい。
EとBのx座標から、△AOE:△AOB=OE:OB=1:3
四角形ECDBの面積は△AOBの1/3倍。
(2)
1~2⇒(6+7+8+9)/5=30/5=6
2~3⇒(11+12+13+14)/5=50/5=10
3~4⇒(16+17+18+19)/5=70/5=14
4~5⇒(21+22+23+24)/5=90/5=18
【6、10、14、18…】
初項6、公差4の等差数列。
n~n+1(n番目)⇒6+4(n-1)=4n+2
Ⅰ…10、Ⅱ…14、Ⅲ…18、Ⅳ…4n+2
(3)①
はじめは25%。
最初の20分は4分あたり+1%増加するので、20分後は+5%増加。
1本目の動画の視聴を終えた50分後にちょうど0%になる。
②
前問のグラフを活用する。
0分0%から始まり、50分0%で終わるので、
Oから充電中の傾きに平行な線をひくと交点は40分となる。
40分以上充電すれば、2本目の動画を視聴しきれる。
@余談@
バッテリー(リチウムイオン電池)は、充電しながら利用すると劣化が早まるので注意です。
大問3(図形)
(1)
接線があるので、これを使うと予想する。
OCに補助線。半径と接線は垂直ゆえ、∠OCE=90°
△OCEで外角定理→∠AOC=90+42=132°
弧ACに対する円周角が∠CDAだから、132÷2=66°
(2)①
なんとなくAEとGCが平行っぽい。
だが、●+×=90°で角度を調査しても、錯角や同位角が等しいと指摘しにくい。
多くの中点が与えられているので、中点連結定理を適用してAE//GCがいえないか。
AEとBCを延長、交点をHとする。
△ADEと△HCEはDE=CE、直角と対頂角で1辺と両端角が等しく合同。
CH=8cm
△BCGと△BHFに着目する。
GはBFの中点で、CもBHの中点。
中点連結定理からGC//FHとなり、やはり平行であった。
CGを延長、ABとの交点をIとする。
四角形AICEは2組の対辺が平行だから平行四辺形。
対辺は等しいので、AI=EC(●)
最も短いIG=①とおく。
△IBGと△ABFの中点連結定理でAF=②
FE=②
平行四辺形の対辺から、IC=AE=④
GC=④-①=③
△IBCで三平方→IC=4√5cm
GC=4√5×③/④=3√5cm
②
平行四辺形AICEは、4×8=32cm2
あとは上底と下底の比の合計で対処する。
平行四辺形AICEの上底AE+下底IC=④+④=⑧
四角形FGCEの上底FE+下底GC=②+③=⑤
32×⑤/⑧=20cm2
(3)①
△OABは等辺が6cmの二等辺三角形。
△BADは等辺が4cmの二等辺三角形。
底角の片方が共通角なので、2つの底角が等しいとわかる。
2角が等しく、△OAB∽△BAD
OA:AB=BA:AD=3:2
AD=4×2/3=8/3cm
②
OD=6-8/3=10/3cm
OD:DA=10/3:8/3=5:4
三角錐A-BCDと三角錘O-BCDは底面が△BCDで共通。
高さの比はAD:ODで、これが体積比に相当する。
三角錘A-BCD:三角錘O-BCD=④:⑤
したがって、三角錘O-BCDの体積は三角錘O-ABC(全体)の5/9倍。
大問1
(3)ルート同士は約分できる。
(5)カッコを展開しない方がスムーズ。
大問2
(1)反比例は積xyが一定⇒横×縦が一定⇒三角形の底辺×高さが一定
⇒△AOCと△BODの面積は等しく、四角形ECDBを△AOEに移転できる。
OE:OBさえわかればいい。
(2)分子の合計は20ずつ増える。
(3)②グラフの活用でサッと求められるユニークな問いであった。
大問3
(2)平行の根拠が見えにくい。
外側に合同図形をつくる。中点連結定理で平行さえつかめれば正解にグッと近づく。
いろいろな攻め方があるが、解説では②を念頭に辺の比を先に調べた。
(3)②上と下の立体は△BCDでピッタリくっついている。
ここから△BCDを底面としたときの高さの比に着目する。
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