2022年度 東京都立高校入試過去問【英語】解説

平均点61.1点(前年比;+7.0点)

問題はコチラ→PDFファイル
*直訳にこだわりません。

大問1(リスニング)―68.9%

〔問題A〕 1回目の放送のあとに5秒、2回目は10秒の解答時間がある。
<対話文1>1 61.0%
サクラ:やあ、トム。今日の午後は雨降ると思う?
トム:やあ、サクラ。そう思わないな。
サクラ:本当?午前は晴れだったけど、今は曇りよ。
 雨が降ったら、午後にテニスの練習する予定を変えなきゃね。
トム:大丈夫だよ。変える必要はないさ。天気予報によると、明日の朝は雨だけど今日は違うって。
サクラ:それを聞いて良かったわ。
トム:今晩、今日の練習について電話で話そうよ。
サクラ:もちろんよ。
問題―サクラとトムはいつテニスを練習する?
ア:今日の午後 イ:今朝 ウ:明日の朝 エ:今夜
*『the weather news says~』=天気予報によると~
sayは無生物主語が使える。
e.g.)the newspaper says~=新聞によれば

<対話文2>ウ 89.7%
ジェーン:すみません。私はジェーンです。新入生です。助けてもらえないかしら?
ボブ:やぁ、ジェーン。僕はボブ。どうしたの?
ジェーン:ブラウン先生に会いたいのだけど、教員室への行き方を教えてくれない?
ボブ:ええっと、彼女はいつも音楽室にいるんだ。
ジェーン:そうなのね。じゃあ、音楽室はどこかしら?
ボブ:図書室があるよね?そこを右に曲がると、美術室の隣が音楽室だよ。
 あと、彼女はときどき図書室で本を読んでいるよ。
ジェーン:ありがとう。まずは図書室に行ってみるわね。
ボブ:見つかると良いね。
問題―ジェーンはまずどこに行く?
ア:教員室 イ:音楽室 ウ:図書室 エ:美術室
*『Can you tell me the way to~?』=~への道を教えてくれませんか?
next to~
』=~の隣
道案内の表現は頻出なのでおさえておこう。

<対話文3>イ 67.0%
少女:私の学校は新しくみえるけど、歴史が長いのよ。
少年:どういうこと?
少女:建物は新しいけど、私の学校は来年で100周年になるの。
少年:マジ?
少女:うん。おじいちゃんが60年前に同じ学校の生徒だったんだ。
少年:おぉ…おじいちゃんはいくつなの?
少女:今年で72歳よ。
少年:ええ、本当?
少女:うん。ときどき一緒に校歌を歌うんだ。
少年:良いね!
問題―今、学校は何年になるか?
ア:100周年 イ:99周年 ウ:72周年 エ:60周年
*数字問題だが解きやすい。
来年で100周年だから、今年は創建から99年目。

〔問題B〕問1が5秒、問2が15秒の解答時間。
 こんにちは、みなさん!私の名前はキャシーです。15歳です。今日、ネットであなたたちに会えて嬉しいです。
 まずは私の国についてお話します。夏には多くの人が山で散策をしたり、バードウォッチングをして楽しんでいます。私はよく夏休みのあいだにプールに行きます。冬ではバスケの試合を観て楽しまれています。とても面白く、私も観るのが好きです。あと、スキーも楽しまれています。雪がかぶった山々は美しいです。私は毎年、家族とスキーに行っています。あらゆるスポーツのなかでスキーが一番好きです。日本にはスキー場がたくさんあると知りました。あなたたちはウィンタースポーツが好きですか?
 次に、私が日本について知りたいことを言います。私は日本の映画にとても興味があります。ストーリーが面白いと思います。人気のある日本の映画を教えてもらえたらなと。楽しく観られる新しい邦画を探しています。今日はネットで楽しみましょう。

<問題1>エ 87.5%
問題―キャシーは何のスポーツが一番好き?
1:散歩 2:水泳 3:バスケ 4:スキー
*最上級表現。

<問題2>They are interesting. 39.1%
問題―日本映画の話についてキャシーはどう思っている?
*「I think the stories are interesting.」
interestingと思っている。解答では代名詞とbe動詞に気を付けること。
「the stories in Japanese movies」(物の複数形)⇒They


大問2(短文読解・自由英作文)―55.5%

トニー:次の授業で何を発表するつもりだい?
リク:新しい公園について、僕の考えを発表するつもりだよ。
 公園は多くの役割が求められていると思うんだ。これは重要なことだよ。
 将来、僕の町に素敵な新しい公園を作りたいんだ。
 
トニー:素晴らしいね!
リク:君にとって最も重要な公園の役割は何かな?
トニー:うーん、(A)食べる場所が一番大事かな。
リク:僕もそれは大事だと思うけど、このグラフでは最も割合が低いんだ。
トニー:面白いね。僕の国では、よく公園でランチを食べるのが楽しみだよ。
リク:僕は(B)子供たちの遊び場が一番大切だと思うよ。多くの人もその役割を期待している。
トニー:そうだね。それは、「運動やスポーツの場」と「地域社会の中心地」より低いけど、
 他の項目より高い割合だね。
リク:公園は町でたくさんの役割を果たせるよ。僕は重要な役割を演じる公園を作りたいな。
 町の公園には多くの役割を秘めている。人々が僕の公園の良い役割を見つけてくれたらなぁ。
トニー:良いね!君の発表はとても面白くなると思うよ。公園や町についてもっと知りたいな。

(1)ウ 49.4%
*A:最も割合が低いもの。
B:「A place for exercise and sports」と「A hub for the community」に次ぐもの。

@ofなのかforなのか@
文中にあらわれる『role for parks』は公園の役割。
”の”であれば、『role of parks』ではないか?と疑問に思われるが、ofでもforでも可能である。
role ofかrole forか、前置詞ofとforの使い分け【科学英語作文】(日本の科学と技術)
うえのサイトでまとめてくださっている方がいました。すでに認識されている場合はofで、新たに見出された場合はforを使うそうです。ofのコアイメージは分離なので、公園に含まれる複数の要素から公園の役割を分離して抜き出すといった具合です。一方で、forのコアイメージは方向。公園に向かっていく役割から、公園の知られざる未知の役割を見出す感じでしょうか。

 

リク:トニー、見て!僕たち、大学のオンライン授業に参加できるよ。

トニー:面白そうだね。1つ受けてみたいな。都市計画に興味あるよ。
リク:基礎クラスと発展クラスのどっちを受けたい?
トニー:基礎クラスがいいな。だけど、毎週木曜の午後は家族とネットで話すんだ。
 だから、その日は受けられないよ。
リク:そうなのかい?でも、(A)火曜の午後は受けられるよね?
トニー:うん、大丈夫だよ。リクが一番興味を持った授業はどれだい?
リク:町の公園整備さ。いつか、東京に公園を作りたいよ。
トニー:素晴らしいね!だけど、リクはその授業とれるの?テニス部で忙しいと思うんだけど。
リク:毎週の月曜・水曜・金曜の午後に練習しているから、午前の授業は受けられるよ。
トニー:OK。基礎クラスと発展クラスのどっちを受けるんだい?
リク:発展クラスさ。
トニー:じゃあ、(B)水曜の午前にオンライン授業を受けるんだね?
リク:うん!

(2)ア 60.9%
*A:トニーは「City Planning」の基礎クラスで木曜の午後が×。
B:リクは「Making Parks in Towns」の発展クラス。
水曜の午前しかないが、テニス部の練習は午後なので受けられる。

 

リクへ
 僕が日本にいたときは助けてくれてありがとう。大学のオンライン授業を受けたのは、僕にとって特別な思い出だよ。講義では公園がどうやって僕たちの生活をより良くできるのかを知ったよ。今は公園や町にとても興味をもってるよ。公園が町にとって非常に重要であると理解したよ。
 
帰国してから、僕の町の公園について調べたんだ。公園で開催される大きなお祭りを知ったんだけど、他にもいろんなイベントが公園で開かれているとは知らなかったな。それを知ってちょっと驚いた。イベントについて姉に話してみるよ。彼女はそこで人と話すことを楽しむよ。公園は人々がコミュニケーションをとる素晴らしい場所だと思うよ。
 来週、都市計画のオンラインミーティングに参加するんだ。もっと公園や町について知りたい。君にとって町の公園をもつ利点は何だと思う?君の考えを教えてください。

(3)①イ 66.8%
ア:トニーは、オンライン授業が自分の人生をより良くすることができると知った。
イ:トニーは、町の公園では他にも多くのイベントが開かれていることに少し驚いた。
ウ:トニーの姉はオンライン授業を受けたかったので、自分の町の公園について調べた。
エ:トニーの姉は公園のイベントに参加して、そこでトニーと話して楽しんだ。
*「I was a little surprised to learn that.」のところ。
このtoは感情の原因を示す。thatの内容は前文。

② 44.7%
やあ、トニー。
メールありがとう。僕も講義からたくさんのことを学んだよ。君が公園や町に大変興味をもっていると聞いて嬉しいよ。君が参加するオンラインミーティングはとても面白そうだね。
質問に答えるよ。「君にとって町の公園をもつ利点は何か?」と僕に尋ねたよね。
利点を1つ教えるよ。
(空欄)
僕の考えが君の助けになるといいな。また、会うことを楽しみにしているよ。

解答例:When an earthquake or a fire occurs, people need a place to escape from it.
Parks is perfect for that because they are large and anyone can enter.
That’s why parks plays an important role for a safe town.
『地震や火事が起きたとき、人々が逃げる場所が必要です。
公園は広く、誰でも入れるので、逃げる場所にうってつけです。
そういうわけで、公園は町の安全のために重要な役割を果たしています

*文中でいろいろネタが出尽くされた感があるので、そこから選ぶのが良いと思う。
公式解答ではコミュニケーションの場をヒントにして、個人的な作り話を交えている。
公園と防災が関わる点はおさえておこう。
that’s why~』=そういうわけで
『evacuate』=避難する


大問3(対話文)―60.2%

シュン、ユメ、ケイタは東京の高校1年生で、アンはアメリカから来た高校生だ。
5月のある日、彼らは昼食後に教室で話している。
アン:やぁ、皆さん。新聞に面白い話を見つけたよ、これを見て。
シュン:どんな話?
アン:コンピュータ事業で成功した人の話よ。彼が目標をやり遂げる方法について話してるの。
ユメ:面白いね。
アン:私の目標は事業で成功することだから、新聞のビジネス欄をときどき読んでるわ。
 理解するのは難しいけど、頑張って読んでる。みんなは目標ある?
ユメ:私はホテルで働きたいな。
ケイタ:なんで?
ユメ:5年前、家族でホテルに泊まったの。ホテルのスタッフが素晴らしかった。
 彼らは温かい笑顔で私たちを迎えてくれた。海外の人と流暢に英語を話せてたわ。
ケイタ:そこで楽しい時間を過ごしたの?
ユメ:(1)ええ。ホテルにあるレストランの1つでシーフードを食べて、
 部屋からきれいな景色を眺めて楽しかったわ。
ケイタ:僕はバレーのチームでレギュラーになりたいな。でも、こ
れは目標じゃないかもしれない。
 目標はもっと大きくて重要なものだと思う。
アン:そんなことないわ。ケイタにとってとても重要なものと思えば、それが目標よ。
ケイタ:僕はバレーをするのが大好きで、本当にレギュラーになりたいんだ!
ユメ:それは目標だと思うわよ
!シュンはどうなの?
シュン:まだ決めていないな。探してるんだけど、なかなか見つからなくて。
アン:(2)見つかるといいわね。ユメとケイタは目標を叶えるために何かやってるの?
ユメ:家で毎日、英語の教科書を読んでるわ。
ケイタ:僕は毎朝、家の近くを走りに行ってるよ。高校に入ってからずっとやってるよ。
シュン:毎日走りに行くのって大変じゃない?
ケイタ:うん。ときどき、早起きしたくないけど、やらなきゃね。
ユメ:(3)その気持ちわかるわ。私もときどき教科書読むのが面白くないって思うの。
 でも、やるしかない。毎日、努力するのは大変よ。
ケイタ:そうだね。どうすればやる気が続くか知りたいな。
シュン:そのことで新聞にヒントはなかったかい、アン?
アン:ええっと…小さなステップを踏むことが、目標の実現に重要だとあるわ。
シュン:どういうこと?
アン:目標を達成する過程において、小さいことをなすということよ。
 1つをやれば、次に何をすべきかが
わかるようになるわ。
ケイタ:レギュラーになるのは簡単じゃないけど、練習試合でプレイする機会をもらえると思う。
 そのチャンスをつかむために頑張るよ。
シュン:頑張ってね、ケイタ。
アン:ユメはどうなの?教科書を読むのは大切だけど、教科書から学んだ新しい単語を使う機会も必要よ。
ユメ:大丈夫!私はアンと教科書の単語を使う練習をするから。
 もっと英語をうまく話せるように手伝ってくれる?
アン:(4)もちろんよ!助けになれたら、とても嬉しいわ。
ユメ:シュンはどうなの?何か好きなことないの?
シュン:うーん…料理が好きかな。ときどき両親のために料理をしてるよ。
ケイタ:本当?それは良いね。
シュン:僕が作った夕食を両親が食べるとき、笑顔で「ありがとう。おいしいよ」と言ってくれる。
ユメ:素晴らしいわね!じゃあ、他の誰かにために料理をしてみたら?
シュン:うーん…おばあちゃんはどうかな?来月、おばあちゃんのとこに行くし、何か作るよ。
ユメ:良いアイデアね!
シュン:OK!彼女を幸せにする何かを考えて、家でそれを作る練習をしてみるよ。
ケイタ:やるべきことを見つけて、やる気になったね!
シュン:うん!
ユメ:(5)それを聞けて嬉しいわ
アン:私ももっとやる気になったわ。新聞を読んだあとに、毎日アイデアを書き留めておこう。

(1)ア 58.4%
ア:彼女の部屋からの景色が美しく、食べ物がおいしかった。
イ:ユメは海外の人々に温かい笑顔で歓迎された。
ウ:レストランの景色は素晴らしかったが、そこの食べ物は楽しめなかった。
エ:ユメはホテルのスタッフや海外の人々とうまく英語で話せた。
*直後の文。アはフードと景色が逆になっただけ。

(2)エ 42.3%
アンは、〔   〕を望んでいる。
ア:ユメとケイタが目標を達成するために何かをすること。
イ:ケイタがバレーチームのレギュラーになること。
ウ:シュンが目標のために何をすべきか決められること。
エ:シュンが目標を見つけること。
*シュンはまだ目標が決まっていない。
下線部(2)以降から目標の達成に向けた行動の話に移っていく。

(3)エ 55.1%
ユメはケイタの気持ちをわかる。なぜなら、〔   〕。
ア:彼はまだ目標を見つけていないからだ。
イ:毎日教科書を読むことが、彼女には面白いからだ。
ウ:彼が高校に入ってから走り続けているからだ。
エ:毎日努力をすることは難しいと知っているからだ。
*ケイタはときどき朝起きがしんどいけど走っている。
ユメもときどき教科書を読むのが楽しくないけど読んでいる。
『Making an effort every day is hard.』が答えになる。

(4)イ 85.7%
アンは〔    〕で嬉しい。
ア:小さな段階を踏むためのやる気が続いて
イ:ユメが英語をもっと上手に話す助けをして
ウ:ユメが新聞のビジネス欄を読む助けをして
エ:毎日、新しい単語を使う練習をするやる気が続いて
*ユメは将来、ホテルで働くために英語の勉強をしている。
留学生のアンと話すことは、ユメが教科書で覚えた英単語を使う助けとなる。
上達する=『improve』もよく出てくる表現。
learn to~』=~するようになる、~できるようになる

(5)ア 68.9%
ユメは〔    〕を聞いて嬉しい。
ア:シュンがやるべきものを見つけて、やる気があること。
イ:シュンがおばあちゃんのために料理をつくって楽しんだこと。
ウ:シュンがおばあちゃんが作った夕食を食べられること。
エ:シュンが両
親を幸せにする何かを考えること。
*ここも直前に書いてある。ケイタのセリフを参照。

(6)ウ 59.7%
C:彼はバレーチームのレギュラーになりたいが、それが目標なのかはわからない。
D:彼は早起きして毎朝走りに行かなければならないと思っているが、ときどきやりたくない。
B:彼は練習試合でプレイする機会を得ることができると考えている。
A:彼は以前よりも頑張ろうとやる気を出している。
*not sure~』=~がよくわからない。確信が持てないときの表現。
Dのwant to以下は「get up early to go running every morning」が省略されている。

(7)イ 5.4%
今日、目標を達成する方法について友達と話した。ケイタとユメは目標を持っていて、努力をしていた。だけど、彼らが毎日努力をしつづけるのは、ときどき難しい。私は彼らに新聞を見せて、目標を実現する方法を話した。
シュンは目標を見つけるのが難しかった。しかし、彼は料理が好きだと言った。彼が両親のために料理をつくり、両親が彼に笑顔を見せたとき、彼は幸せだった。彼はおばあちゃんのために夕食をつくると決めた。素晴らしい考えだと思った。私は毎日、新聞のビジネス欄を読み、自分の考えを書き記そう。
*A:keepの目的語は動名詞をとる
B:giveとshowも第4文型をつくれるが、新聞を見せる、笑顔を見せる(示す)場合はshow。


大問4(長文読解)―45.8%

 トモコは中学2年生だった。学校では美化委員会の委員で、委員長になりたかった。
 10月、彼女は新しい美化委員会の委員長に選ばれた。委員会の顧問である井上先生はトモコにスピーチをするように言った。彼女は言った。「私はこの委員会の委員長になれて嬉しいです。美化委員会ではいくつかの活動に励んでいます。たとえば、掃除の時間のあとで教室の確認作業に取り組んでいます。ですが、以前は学校の近所を1度も掃除をしようとはしませんでした。新たな活動として、近所の道の
ゴミを拾いましょう」マヤが言う。「なぜ?理解できない」サトルが言う。「それはしたくない」トモコは続けた。「前に近所の清掃活動に参加して、素晴らしい経験だったの。私たちは近所の道のゴミを拾うべきだと思うわ」マヤが言う。「私たちは学校をもっときれいにしなきゃいけないと思う」サトルが言う。「もう取り組みに割く時間なんてないよ。サッカー部で急がしいんだ」トモコはとてもショックを受け、何も言えなかった。井上先生が言った。「今日は終わりにして、次回のミーティングで新しい活動について話そう」
 ミーティングのあと、トモコは「なぜ私の考えは間違っていたのかしら?」と疑問に思った。家に帰る途中、委員会の前委員長であるユウコに会った。ユウコが言う。「大丈夫?」トモコが言う。「委員会の委員が私の意見に賛成しなかったの。なんでだろう?」ユウコが言う。「私が委員長だったとき、似たような経験をしたわ。委員会のみんなの考えはそれぞれなのよね。あなたの考えは良いと思う。だけど、彼らが一緒になってやりたいものではないわ」トモコは言葉をつまらせた

 その夜、トモコはユウコの意見について考えた。彼女は思った。「私は近所の道のゴミを拾いたい。でも、一人じゃできない」彼女は不思議に思った。「なぜ、近所の清掃活動に参加したことが素晴らしかったのかしら?
」しばらく考えて言う。「他の人と一緒に作業したから素晴らしかったんだ。何が大切なのか、今わかったわ」
 翌日、トモコが井上先生に言った。「委員会のみんなと一緒に何かしたいです。それができるように頑張りたいです」井上先生が言う。「そう考えくれて嬉しいよ。君には何ができるかな?次のミーティングまでに考えてみてね

 11月、美化委員会はもう一度ミーティングを開いた。トモコが委員に言う。「私たちが一緒になって行うのが大切だと思うの。なにかアイデアはある?」マヤが言う。「いくつかの教室をもっときれいにするべきだと思う。生徒たちにもっと気をつけて学校を
掃除してもらうようにお願いしましょ」サトルが言う。「今、運動場に落ち葉がたくさんあるよ。それを拾うのがいいと思う」トモコが言う。「あなたたちの考えを聞けて嬉しいわ。校舎や運動場のより多くの場所をきれいにする特別な日を設けるのはどうかしら?」マヤが言う。「本当?それは嬉しいけど、大丈夫なの?あなたは近所の道のゴミを拾いたかったのよね?」トモコが言う。「心配しないで。私はみんなと一緒に取り組みたいのよ」サトルが言う。「僕が他のチームメンバーに運動場の掃除を手伝ってもらうように頼んでみるよ。たくさんの落ち葉を集めるんだ!」トモコが言う。「本当?ありがとう」マヤが言う。「特別な日はクリーンデイと呼びましょう!私がポスターを作って、生徒たちに知らせるわね」トモコが言う。「良いわね!」そして、井上先生に言った。「私たちはすぐにクリーンデーをやりたいです!」彼が言う。「OK。私も手伝うよ」
 ミーティングのあとでマヤが言う。「私たちの次の活動で、また一緒に取り組んで、近所の道のゴミを拾いましょう」サトルが言う。「僕も助けるよ」トモコは彼らの言葉に感動した。彼女は嬉しくなり、クリーンデイに向けてベストを尽くそうと決めた。

(1)エ 66.3%
サトルは〔    〕したくない。
ア:美化委員会の委員になるのを
イ:美化委員会の新しい委員長を選ぶのを
ウ:委員会のためにもっと学校をきれいにする時間があるを
エ:新しい委員会の活動として道のゴミを拾うのを
*トモコの提案である、学校の近くの道のゴミ拾い。
わざわざそれをしたいトモコもどうかしてる…。

(2)イ→ウ→ア→エ 29.5%!
イ:井上先生はトモコに、新しい美化委員会の委員長としてスピーチするように言った。
ウ:井上先生がミーティングを止めるように求め、委員はミーティングを止めた。
ア:10月のミーティングのあと、ユウコがトモコに自分の意見を伝えた。
エ:トモコは委員に対して、一緒にやりたいことのアイデアを教えるように求めた。
*10月、トモコが新しい委員長に抜擢されてスピーチをする。
新しい活動について提案したが委員に批判されて無言になり、ミーティングはストップ。
元委員長のユウコにアドバイスを受け、11月のミーティングで委員の意見を聞くようになる。
tell (人)(事)』…第4文型で(人)に(事)を話す。
ウの「do so」は「stopped the meeting」をさす。

(3)①ウ 58.4%
トモコは〔     〕とき、とてもショックを受けた。
ア:井上先生が新しい活動について話さなかった
イ:掃除の後、教室を確認した
ウ:マヤとサトルが自分の考えに賛同しなかった
エ:自分で近所を掃除した
*『agree with~』=~に賛成する、同意する

by oneself』=一人で、自分自身の力で
『for oneself』=自分のために

②イ 37.7%
10月のミーティングのあとでユウコはトモコに会ったとき、〔   〕と言った。
ア:委員会のメンバー全員が似た考えを持っている
イ:委員会のメンバーそれぞれが自分自身の考えを持っている
ウ:学校のより多くの場所を掃除することは良い考えだ
エ:委員会のメンバー全員がトモコの考えを理解した
*「Everyone in the committee has different ideas.
メンバーの皆は違った考えを持つ≒それぞれが自分の意見を持つ

③ア 44.7%
11月のミーティングのあと、トモコは〔     〕ことで感動した。
ア:マヤとサトルが次の活動でもう一度、一緒に取り組もうと言った
イ:マヤがサッカーのチームメンバーに、運動場の落ち葉を拾うように頼んだ
ウ:マヤとサトルが生徒たちに特別な日のポスターを作成するように頼んだ
エ:サトルが特別な日をクリーンデーと呼ぼうと言った
*『be moved』=感動する。moveは”感動させる”という意味をもつ。
これが登場するのは最後の段落。
call O C』=OをCという(第5文型)

(4)①ウ 43.7%
ユウコと話したあと、夜にトモコは何を理解したか?
ア:近所のために何かをすることは素晴らしいと理解した。
イ:ユウコが次のミーティングの前に自分のために全力を尽くすだろうと理解した。
ウ:委員会のみんなと一緒に何かをしたいと理解した
エ:井上先生に次回のミーディングで先生の考えを委員に伝えてほしいと理解した。
*委員のみんなと共同する大切さに気づき、自分の意見を押し付けるのではなく、
みんなの意見を聞くようになった。
want 人 to ~』=人に~して欲しい

②エ 40.2%
11月のミーティングでは、トモコは委員会の委員に何について話したか?
ア:サッカーチームのポスターを作る特別な日を設けようと彼らに話した。
イ:校舎のより多くの場所を綺麗にするように生徒たちへ求めるために、
 再度ミーティングを開こうを彼らに話した。
ウ:運動場や学校の周りの道にたくさんの落ち葉があるので掃除しようと彼らに話した。
エ:特別な日に校舎や運動場のより多くの場所を掃除しようと彼らに話した。
*新委員長の立場から委員の意見を聞き入れた。
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